分離不安

犬はもともと集団で行動する動物なので一人なることが苦手です。
飼い犬の場合、生まれてすぐは母親犬・兄弟たちと過ごし、その後ペットショップや
家庭に引き取られ人間と生活することになります。
当然、野生の中に一人で生きている経験がないのです。
なので、留守番などの短時間でも、一人ぼっちにさせると仲間を求めて
吠えることがあります。また家族の臭いなどを求めて、家のなかのものを噛んだり
動かしたりすることもあります。これを「分離不安」と言います。
人間にとっては「分離不安=いたずら」ととらえてしまうことが多くあります。
元々、番犬に適した犬種など、個々の性格や犬種の傾向もありますが、
飼い主と毎日長時間密着した生活を送っている犬ほどなかなか離れがたくなるようです。
人間の都合としては、番犬としての犬を求めるということもありますので、
仕事としても役に立ってもらわなければなりません。強い分離不安を克服するには、
家が安心できる自分の居場所だということを理解させることと、長時間にわたっても
飼い主の命令を守れるために指示語の理解と、強い信頼関係が必要です。
