排泄の粗相

犬の飼い始めたときに、いちばん最初にしつけなければいけないのは
トイレトレーニングです。トイレの場所が決められないと家の中のあちこちで
排泄されることになり、人間生活に大変支障が出ます。
排泄の問題には次のようなものがあります
・トイレトレーニングの失敗
・外出先での粗相
・服従の意思を表すための排尿
・興奮のあまりのおもらし(うれション)
・縄張りのためのマーキング
・健康状態の異常
▼服従性の粗相
服従心が強すぎる場合、服従の意志を少量の排泄で示そうとすることがあります。
排泄の粗相を厳しく叱ってしまうと、のその表し方が足りないのかと感じて、
さらにひどくなることがあります。
対策としては、目を合わさずに無視し、おしっこをすることと人間の反応が
無関係だということを分からせます。
▼興奮のあまりのおもらし
構ってもらったり、可愛がってもらったのがうれしくて興奮のあまり出てしまう
おしっこを「うれション」、臆病な性格の子が物音などに驚いて出てしまうおしっこを
「びびりション」などといいます。
興奮のあまり起こる排泄の粗相は、性格や習慣のものなので、
なかなかやめさせることが難しい問題行動です。
犬の興奮を、静めることが重要です。帰宅時などに大げさに喜ばせないように、
常に静かで穏やかな接し方をするようにします。また臆病な性格も、直すことができず
修正が難しい問題行動です。
必要以上に怯えることのないように、その原因を取り除いたり、安心していられる
場所をつくるようにします。
▼マーキング
オスの成犬の本能で、自分の縄張りを主張するために、随所におしっこを引っかける
習性があります。家の外周や散歩の途中などのマーキングは止めさせることは難しいです。
問題行動とされるケースでは飼い主の困る場所(家の中など)でマーキングされる場合です
複数頭飼っている場合や家族の中で序列が決まっていればおさまるのですが、
知らない場所やよその家に遊びに行ったとき、また自分が上位だと思っている
場合によく見られます。
家の中では絶対にさせないように、飼い主との上下関係をはっきりさせておきます。
また上下関係で治まるので、服従訓練は日常的に必要です。
▼健康状態
様々なトレーニングを行っても、対策を講じても排泄の失敗が続く場合があります。
何ら問題がなさそうなときは、原因が病気のことも考えられますので様子を
よく見てあげましょう。
またトイレの失敗をしかられすぎると、おしっこ我慢して膀胱炎になることがあります。
案外デリケートな性格の子も多くいます。膀胱炎になるとコントロールがきかず、
飼い主にとって都合の悪い場所で漏らしてしまうこともあります。
また排尿や便の回数や色は人間と同じく健康状態を測るバロメーターになりますので、
トイレをチェックし、清潔に保ってあげないといけません。すぐに病院に運び込むような
状態ではなくても、餌の量や内容を調節したり、水分をとらせたり、ケアが必要です。
