誘導法の基本

「しつけ」をするためには、犬が飼い主の目の届くところにいることが条件です。
最終的には見えないところにいても、指示語のみで動けることを目標にしますが、
最初は見える範囲にいて手や道具を使って誘導します。
ごほうびで犬を引きつけ、回転させる・上を向かせる・下を向かせる、の
3方向の動きができるようにします。
・リードの使い方
屋内でトレーニングする時にも、いずれ屋外に連れていくための準備として、
リードをつけて練習をします。リードは引っ張ってはいけません。
散歩に行くためにリードを嫌がるようになっては困るので、犬の位置を調整するために、
リードの長さを変えるのは大丈夫ですが、意図的に引っ張ると犬も引っ張り返します。
リードを「引くもの」と認識してしまうと、散歩のときに引っ張り癖が
付いてしまいますので、常にたるませた状態にしておきます。
・ごほうび
犬の向きをコントロールするのは、リードを持っていない開いている方の手
(ごほうびを持った方の手)で行います。
ごほうびには食べ物を使うことが多いのですが、その大きさや与え方には
注意が必要です。目安はその犬のつま先程度とします。小型犬にたくさんのおやつを
与えてしまうと、満腹になりトレーニングをする気力も失せていきますし、
本当の食事が取れなくなってしまいます。
状況に応じて少しずつ差し出し、興味をそそるように工夫します。
・トレーニングの計画
トレーニングをする飼い主が、どのような動きをしなければならないのかを
十分に計画して把握しておきます。次にどうするんだったっけ?という動きの迷いは
犬も混乱してどうすればいいのかわからなくなってしまいます。
犬は賢いので、飼い主の行動を先読みします。指示語や態度があやふやだと
間違った指示を覚えることになりますので、飼い主の方が先に教え方を
理解しておきましょう。
