しつけどおり出来たらほめる

良い行動をとった時には「大げさにほめる」ことがしつけの基本です。
人間が赤ちゃんを育てるときの基本と同じですね。言う事を聞かせるためには、
飼い犬が「あなたの事が大好き」であることが重要です。
「大好きな人が喜ぶ」ということが、なによりも「自分の喜び」に変わっていくのです。
人間同士では、言葉や表情などの微妙なニュアンスで伝わる要素があるのですが、
犬には言葉が通じませんので、少しくらい大げさに表さないとうまく伝わりません。
訓練中に偶然うまくいったことや遊びの中で、偶然できたよい行ないなどを見逃さず、
大げさにほめるように心がけましょう。
もともと犬は、人間社会のルールなど知らないのですから
「人間にとって都合の悪いこと」が起こったとしても、むやみに叱ってはいけません。
大きな声で怒鳴りつけること、手を挙げることは、犬の心を傷つけ、人間に対する
恐怖心を植え付けてしまいます。
もしも、犬が好ましくない行動をとってしまったときには、
「無視をする」ことが一番効果があります。悪いことをした時には、
ついつい口や手が出てしまうものですが、最初から何もかもわかっている子は
いるわけないのですから、しつけとは忍耐です。我慢、我慢・・・
☆ 良い行動=大げさにほめる
☆ よくない行動=無視
余裕をもって褒める
余裕をもって褒めるしつけでは威厳のある態度が必要ですが、厳しくした後には
十分ほめることがとても大切です。
厳しい人だと教えるのは、暴力を振るえば手っ取り早く簡単なのですが、
「しつけ=暴力=嫌い」という感情を抱かせることになります。
厳しいけれども信頼できる関係を持つには厳しさと優しさの両方が大切です。
しつけの中では、この二つを同時に行わないといけませんから、
人間の方の精神鍛錬にもなります。
また、しつけには十分な時間が必要です。どんな犬でも一度に覚えられることはありません
特にしつけを始める時が肝心です。あきらめてしまうと「逃げる」ことで
犬の方が優位な立場になります。
嫌な命令は聞かなくてもいいと思わせてしまうことになるので、
どんなしつけをしたいのか、必要なのかをよく考えた上で、途中でやめることの
ないようにします。しつけにはある程度の時間がかかるので、余裕のあるときに行います。
トレーニングの途中で電話に出たり、お客さんの対応をしたりしても、
そんな人間の都合を犬は理解できませんのでしつけに失敗することになります。
